「ソコトラ島」という島をご存じでしょうか?
この島は一般的な認知度はまだあまり高くないですが、一部の秘境・珍種マニアなどの間では非常に知られていて「インド洋のガラパゴス」とも形容されています。
場所はこの辺、イエメンの一部です。
ガラパゴス島のように外界から隔絶された環境のため、非常に独特な生態系が育まれています。
ソコトラ島のシンボルが「竜血樹」。
遠目には巨大なキノコのように見える独特な樹形が印象的です。
竜血樹が群生している様子は圧巻!
デザート・ローズと呼ばれる根元だけ太い樹木は、そのままSF映画に登場しそうなビジュアルです。
ソコトラ島の植物にみられる独特な太い幹は、乾燥地帯で水分を 多く蓄えられるように進化した結果だそうです。
動物としては世界的な絶滅危惧種「エジプトハゲワシ」が多く見られます。
これらの植物が生い茂る中を歩く画は、他の惑星にいるようにしか見えません。
何故こんな場所が今まで注目されていなかったかというと、1999年に空港ができるまで、外国人の立ち入りが禁止されていたからだそうです。
現在では観光客も多く、日本でもHISなど大手旅行代理店でも扱いがある場所だったりします。
ちなみに2008年には、世界遺産登録も果たしています。
認知度がアップした結果、竜血樹の乱獲などの問題も発生しているようですが…
旅慣れた方や、秘境を求める人などは、是非一度訪れてみる価値のある島だと思います。
島の周囲は美しいビーチに囲まれ、純粋な景勝地としても魅力的だったりします。
※ソコトラ島を紹介した動画です
出典
http://labaq.com/archives/51713385.html
http://sp-edition.his-j.com/zekkei/suqutra/
http://dlift.jp/photo/photoDisplayWorldHeritage8