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2015.01.23
大自然を誇る世界遺産「カナイマ国立公園」をご紹介!
出典http://tabit.jp/archives/724
ユネスコの世界遺産(自然遺産)として登録されている、ベネズエラの「カナイマ国立公園」をご存知でしょうか。
雄大な自然に恵まれたこの地は、イギリスの作家コナン・ドイルの小説「ロストワールド」の舞台のモデルとしても有名で、アニメや漫画などで修行をする地として描かれることも多い「ギアナ高地」の中央付近にあります。
広さは面積にすると30,000平方キロメートル以上もあり、関東地方全域の広さに匹敵するほど広大です。
また、国立公園と呼ばれてはいるものの、その中には未だに人類未踏の場所が点在しており、「世界最後の秘境」とも呼ばれている場所なのです。
今回は、そんな世界遺産・カナイマ国立公園の見どころである、大自然の作り上げた素晴らしい景色の数々をご紹介します!
出典http://carolinasne.com/master.php
まずは、公園の北西部に連なるテーブルマウンテン(風雨によって削られ、地盤の硬い部分だけが残る台形状の山)です。
この一帯は2,000メートルクラスの山々が連なり、中でも標高2560メートルの「悪魔の山」ことアウヤンテプイは、カナイマ国立公園を象徴する山のひとつです。
この山の山頂は「頂上台地」と呼ばれ、東京23区よりも広い面積を持っています。
また、広大な頂上台地の中には小さな山や川が存在し、この台地だけで一個の生態系を作り上げているというから驚きです!
出典http://www.saiyu.co.jp/feature/angel_fall/
そして、アウヤンテプイの頂上台地から落ちるエンジェルフォールを紹介しない訳にはいきません。
エンジェルフォールは、世界最大の落差を誇る滝として有名で、その高さはなんと979メートルにも達します。
また、流れ落ちる水の量も凄まじく、眺めた際の迫力も圧巻の世界最高峰なのです。
しかし、筆者は高所恐怖症なので、遠くから見るだけでも膝が震えそうです!
出典http://blogs.yahoo.co.jp/fumionbike/56461356.html
さらに、標高2.810メートルを誇るロライマ山の付近には、3.000平方キロメートルほどのサバンナ地帯が広がっています。
このサバンナ地帯は「ラ・グラン・サバナ」と呼ばれ、ここには碧玉の一枚岩でできた川床を持つハスペの滝があります。
出典http://vfg.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/6-3ed3.html
余談ですが、この滝の周囲には「プリプーリ」という面白げな名前の小さな羽虫(ブヨの一種)が大量に飛んでおり、気づいた時にはあちこちを刺されて痒みに悶えることになるそうです。
やたら面白げな名前の割に、非常に厄介! さすが世界遺産(?)!
という訳で、カナイマ国立公園の魅力をかいつまんで紹介させていただきました。
ツアー旅行なども開催されている、人気の観光地でもあるカナイマ国立公園。
写真を見るだけでもワクワクするような土地ですが、実際に熱帯の大自然に包まれながらカリブ海の風を感じたい方は、遊びに行ってみるのもいいかもしれませんね!
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