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2014.10.29

【危険!】真の家庭運動

 駅近くで渡されたハガキです。

「真の家庭運動」とは韓国の文鮮明を教祖とする統一協会、正式名では世界基督教統一神霊協会(政治上の名称は国際勝共連合)のダミー組織です。彼らのホームページでも創設者を文鮮明・韓鶴子夫妻と明記しています。統一協会が正体を隠す名称で最も多い事例が『真の家庭』という月刊雑誌を発行する「真の家庭運動推進協議会」という団体名で、「真の家庭運動」といって駅前や人の集まる場所で「PURE LOVE CANDY」と大きく、「純潔キャンディ」と小さく書かれたアメ玉付きチラシを配って勧誘しています。

 統一協会は違法伝道や霊感商法で社会的批判を浴びているため、世界平和女性連合、純潔同盟、野の花会、しんぜん会などさまざまな偽装名称を使っています。天地正教という仏教的粉飾の名称も使っています。

 霊感商法だけでなく伝道方法などの宗教活動も違法との判決(2003年10月最高裁判決など)が相次いだために、統一協会は数年前から宗教法人の名称変更を画策しはじめました。

 韓国では「世界平和統一家庭連合」という名称の団体を創立させたとしていますが、日本では文化庁が名称変更を認めず、「宗教年鑑」には世界基督教統一神霊協会となっています。

 統一協会は「基督教」を装っていますが、正体を隠すために使っているだけです。日本の伝統的キリスト教界は統一協会被害者の救済にとりくんでいます。

 今年3月17日に開かれた全国霊感商法対策弁護士連絡会全国集会では、全国で扱った事件は05年で1095件、被害総額が28億円以上に上ったことが明らかになりました。事件内容では「献金・浄財」が223件で約11億円、次いで「ビデオ受講料等」、「印鑑」となっています。

 この対策弁連の昨年9月の全国集会では、集団結婚を経験した元統一協会員らが悲惨な実態を証言。また文鮮明著という本を2百万円、「悪霊封じの天運石」を百数十万円で買わせるなどの日本での資金集めと、その金で韓国のリゾート地を買いあさっていることなどが明らかにされました。

参考 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-06-28/20060628faq12_01_0.html

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