最初に正直に白状します・・・
私はこれまで、YOU TUBEやニコ動は見忘れたテレビ番組や懐かしのアニメ、好きなバンドのライブ映像などを見るだけで、基本的に「YOU TUBEで人気」「ニコ動で話題」といったタイプの動画にほとんど触れてきておりません。
そんな中で今回のお題「たれぞう」さん
正直・・・困っちゃったんですよね・・・w
とりあえず「ニコニコ大百科(仮)」に掲載されていたたれぞうの内容抜粋http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%9F%E3%82%8C%E3%81%9E%E3%81%86
自身のYouTubeチャンネル『垂蔵チャンネル』にて食品レビュー動画をアップロードしており、木訥なレビュー、隠しきれない関西弁が醸し出す独特な雰囲気の動画は一部で注目を浴びていた。
彼の食品レビュー動画はほぼ飲料・菓子のレビューで、そのスタイルはまず、「……たれぞうです」という自己紹介に始まり、パッケージ記載の商品名・キャッチコピー・裏面の記載事項諸々を淡々と読み上げてから、水戸黄門の印籠ようにパッケージをカメラにかざして、飲み・食べ、「OC(おいしい)」「(プ)ハァーOC」「〇〇(大体は原材料のどれか)が口の中に広がってOCです」と言うのがテンプレートであり、全てである。
ニコニコ動画内では特に主立って話題にされていなかったが、たれぞうのバナナをレビューする動画が乱射魔によって政治カテゴリで無断転載され、それを見つけた淫夢系の視聴者が祭り上げたことにより、ランキング入りを果たしてしまう。
※その他参考URLhttp://peercast.net/archives/2014_youtube_tarzou1_nico.html
※たれぞう動画の例
www.nicovideo.jp/watch/sm23212587
以前レビューした「Q-CHAN牧師」はまだ楽しめたし、理解も出来たんですけど(汗) http://ameblo.jp/tikyuuhakkenn/entry-11911076914.html
これはねぇ・・・ちょっとギブ。
面白くもないし、これを面白がる感性も持ちたくないってのが正直なところなんですよねぇ。
いや、これを面白がってしまうのは分かるんですよ。
学校のクラスでよくあるイ.ジメともまた違った「“ズレてる”人を面白がる」ってのを大々的にやっているという印象。
お世辞にも容姿が良いというわけではないけど基本的には大人しくていい人。
服装とかファッション、流行の音楽なんかには興味がなく成績も良くはない。でも一方で機械イジリが好きだったり、鉄道マニアだったりみたいなちょっと変わった嗜好・特技があって、そういった話題になるとすごく饒舌になったり、分からないポイントでキレたりするとかそんなタイプ。
クラスでは浮くんだけど、かといってハブられたりイジメられたりってとこまではいかず、なんというか“怖がりつつ距離をとりながら面白がる”みたいな存在。
それに対して、本人的には意外に冷静だったりして、「イジメられるよりはマシ」「一時でも注目がもらえる快感」なんて理由から、その立ち位置でのピエロを甘んじて受け入れてる。
こんな人間関係って大抵のクラスであったと思うんですよ。
このような関係性を、いじる側もいじられる側も中高生の感覚のまま、いい歳してインターネットなんていう大袈裟な土俵で展開しているのがこの「たれぞうブーム」なんじゃないかなぁ、と感じます。
私は昔バンドとかかじってたんで「賞賛・注目の味」ってのがどれだけ美味かってのも良く知ってまして。
たとえそれが嘲笑でも「注目されている」っていうのは誰からも相手にされないよりもある意味じゃはるかに充実しているっていうのも分かります。
でも、仮にも不特定多数相手の「作品」として公表する限りは、何らかの特性や情報が必要だと思います、それが(どんなに偏っていようが)それなりの宗教知識や経験があるQ-CHAN牧師との違いで、「Q-CHAN牧師は理解できる」といったポイントだったりします。
自分でもいささか頭が固いと思うのですが・・・苦笑
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2014.10.27